道場のマナーと動作手順

道場のマナーと動作手順の約束ごと

50分+1局という限られた時間の中で、トラブルなくスムーズにゲーム進行していくために、もっとも適した動作手順を、道場は採用しています。

  • 場所決め親決めはサイコロ2度振り。
  • ゲーム開始時、ゲーム終了時にあいさつ。
  • 終局後点棒の受け渡しが終わったら、まず軽く洗牌。次の親がセットボタンを押し、牌を流し込む。もう一度親がセットボタンを押す。
  • 牌山を井桁に組み終わってから、親はサイコロを振る。*1
  • 開門は親が行なう(子は自分の前の山でも触ってはならない)。
  • 親は、全員の配牌完了・リンシャン牌が降ろされていること・ドラの表示がされていること、この3つを確認 してから、第一打を行なう。*2
  • ツモ、捨て、は常に同じ手で行なう。牌を握ったまま摸打してはいけない。
  • 対局中の私語は禁止(打牌に対する意見、感想、質問なども禁止)。発声と点棒申告以外は声にしないのが原則。不意に出るつぶやきや舌打ちに注意。牌を呼称してはいけない。
  • 摸打の途中に、表情、声、仕草などで、感情をおもてにだすことは控える。*3
  • 6つの発声(ポン、チー、カン、ツモ、ロン、リーチ)は、はっきりと全員に聞こえるように。
  • 他のプレーヤーを不快にさせる行為は禁止(強打、河をきれいに並べない、点棒の不快な支払いなど)。
  • 和了したら、役名はいわず、点数のみの申告をする。例「ツモ サンビャク ゴヒャク」「ロン ゴセンハッピャク」*4
  • 点数は自己申告が基本。他のプレーヤーは間違っているときだけ発言する。*5
  • 支払いは、次局のリーチ棒(1,000点棒)を残すようにして支払う。
  • 和了した時や流局時に手牌を公開する場合は必ず理牌する。
  • リーチの動作手順/①発声 ②牌を横に向けて捨てる ③1,000点棒を置く、これを一連の動作として行なう
  • 流局時、テンパイの開示は、親から南西北家の順に行い、ノーテン者は牌を伏せる。*6
  • ポンやチーの動作手順 / ①発声 ②公開 ③取牌 ④打牌 ⑤所定の位置に並べる*7
  • 加カンは、牌が横になっているところに重ねる。

*1 同時に二つの動作をしない。動作はひとつずつ正確にかつテンポよく行なう。

*2 リンシャン牌はドラ表字牌をめくる前におろす。

*3 誤情報を与えたり、手の内をばらしたりすることでゲームの面白みが半減する。

*4 ゴミ、イチサンニンロク、マンガン、などのような不正確な呼称はしない。子のツモなら、子の支払い分、親の支払い分の順に略さず正確に申告する。

*5 アガリを宣言した者は、受け取れる点数を申告する権利がある。他の3人は、その申告が正しいかどうか確認する義務がある。

*6 リーチ者がいた場合は、まずリーチ者から開示し、続いて親から順に開示していく。

*7 ツモってから捨てる、これがマージャンの基本動作。ですからポンやチーの時も、まず、鳴いた牌を河から取ってきて、それから打牌する。

発声はもちろん、さまざまな動作は、半分は自分のために、半分は他の3人のプレーヤーのために行なう行為です。